これまでに裁判を傍聴したことはあるでしょうか?
裁判は原則として公開されていますので,誰でも傍聴することができます。
裁判傍聴はもちろん無料です。
社会的に注目を集めている裁判などで傍聴希望者が多い場合には,傍聴券が交付されることもあります。
事件の関係者等が傍聴するというのが典型的なケースですが,実は事件とは全く無関係の人が傍聴していることも多々あります。
例えば,法学部生やロースクール生が勉強のために傍聴したり,記者が記事を書くために傍聴したりします。
中高生が社会見学で傍聴することもあります。
その他,趣味(?)で裁判傍聴を行っている人もいるようです。
このように傍聴が認められているのは,裁判を公開することにより,裁判に対する国民のチェックが及び,公正な裁判の実現につながると考えられているためです。
これに関して,日本国憲法82条に「裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。」と定められています。
名古屋地裁の傍聴に関する情報はこちら。