弁護士法人心では債務整理など借金を巡る問題について、数多く案件を手掛けております。
この、いわゆる「借金」と呼ばれるものは、法的には金銭消費貸借契約によって発生した債務ということになります。
ちなみに、お金の貸し借りは比較的イメージがしやすいですが、法律上は、種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約してさえいれば、消費貸借契約は可能です。
つまり、お金以外にも、お米でも味噌でも醤油でも種類、品質、数量ではかることのできるものであれば、消費貸借契約の対象とすることができるわけです。
時代劇の長屋話などには、お米や味噌の貸し借りがよく登場しますが、あの人情あふれる光景も、法的には消費貸借契約の締結シーンととらえることができます。