先日,職場まで通勤するのに,数か月間玄関先に放置していた自転車に,久しぶりに乗ってでかけました。
数か月間も放置しておくと,こぎ始めた瞬間に明らかな違和感があるぐらい,タイヤの空気がぬけていました。
うちの田舎のほうでは,タイヤの空気が抜けると,だいたい交番のお巡りさんにお願いして空気入れを貸してもらいます。
今回も,職場近くまで騙しだまし自転車を走らせ,名古屋駅近くの中村区警察署で空気入れを貸してもらうことにしました。
正直なところ,田舎の交番ならいざしらず,大都会,名古屋の大きな警察署の建物に入っていって,受付で「空気入れ貸して下さい」とお願いするのは,場違いな気がして不安だったのですが,対応してくれた警察の方は,非常に親切で,にこやかに対応してくれました。
もちろん,空気入れも貸してくれました。
警察署というと,弁護士は,どうしても刑事事件の接見などで訪問することが多い場所です。時には,被疑者の権利擁護のために対立することもある警察と弁護士です。
ただ,そういう立場を離れて,一市民として接してみると,警察官も,ずいぶん身近で親切な人たちだなと,あらためて感じさせられる一日でした。