弁護士は弁護士会という自治組織に所属しているのですが,
その弁護士会の活動として各弁護士が「委員会」活動というものをしているのをご存知でしょうか。
弁護士の仕事は,基本的には個別に依頼を受けた依頼者の利益を最大限ひきだすための仕事ですが,
そういった,個別の紛争に関する業務から一歩はなれたところで,弁護士会として公益的な活動もやっています。
たとえば,学校に出張して学生さんに法律の話を講義したり,あるいは,民事介入暴力の現状について研究したり,
いろんな活動を行っています。
弁護士業界の外にいる方々からは,こういった委員会の活動というものは,あまり認知されていないようにも思いますが,
弁護士が,自分の事務所の売上とは関係ないところで,公益活動に勤しんでいるということを知ってもらえれば幸いです。
4月といえば,新年度の始まりですから,様々な新しい変化があります。
愛知県弁護士会の労働審判制度対策委員会