夕食と終電について

弁護士の仕事をしていると、例えば4件の文章を今日中に書きあげなければならないといった、ノルマの中で仕事をしなければならないこともあります。

時は金なりということわざもありますが、金で時間がかえるなら買いたいと思うような忙しい日も少なくありません。

特に、夕食を食べる時間もなく、終電間際で何とか書面を書きあげようと、キーボードをたたいていると、焦燥感と高揚感の混じった感覚に襲われることがあります。

いわゆる、アドレナリンがでるというやつでしょうか。

ちなみに、先日、インターネットの書き込みでみた究極の選択に、「貧乏な若者と、金持ちの老人、なれるのであればどちらになりたいか」という問いがありました。

詳細は覚えていませんが、例えば資産~億円の60歳の老人になるのと、資産0円の18歳の若者になるのと、自由に選べるならどちらいいかというようなといです。

そして、もし、若者の方を選ぶのであれば、選ばなかった方の老人の資産額が若さの値段というものなどというような話の締めくくりでした。

まあ、なるほどなと思う話で、時間というものの価値を、お金という分かりやすい尺度で実感させてくれる良い話だなと感心しました。

時間の価値を実感するという点では、非常によくできた話ですが、実際には、人間は老人になったからといって億単位の資産が自動的についてくるわけでもないですし、手持ちの貯金を全部なげだしたとしても若返ることができるわけでもありません。

将来後悔ののこらないように、一生懸命働こうと思います。