クレジット・ガイダンス情報

令和6年11月から、信用情報センターの一つであるCICが、個人の信用力を点数化したクレジット・ガイダンス情報を閲覧できるようにする運用を開始しました。

今年の4月からクレジット会社等へのクレジット・ガイダンス情報(信用情報スコアとも呼ばれています。)の提供が始まる予定のようです。

クレジット・ガイダンス情報は、契約内容や返済状況などの金融機関との取引履歴のみから算出され、個人の年齢、性別、収入、家族構成などは考慮されず、200点〜800点で点数化されます。

点数が高いほど信用度が高くなります。

クレジット・ガイダンス情報がクレジット会社等に開示されるようになると、借入れやクレジットカード作成等の申込みをした時の審査に利用されることになると思われます。

そして、点数が低い場合には、審査が通りにくく、点数が高い場合には審査が通りやすくなると思われますが、何点なら審査が通るのかについては、各金融機関の判断になるため明確にはわかりません。

また、債務整理をした場合にどれくらいの減点になるのか、例えば自己破産よりも任意整理の方が減点の幅が低いのかなど、詳細は分かりませんが、もし差があるようであれば、弁護士に相談する際の方針決定にも影響があるかもしれません。また続報がありましたらお伝えしようと思います。

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