Pokemon goと交通事故

日本でも大流行してますね。ポケモンgo。

名古屋でも,鶴舞公園は公園の形がモンスターボールの形をしているとか,レアなポケモンが出るとかで,連日大賑わいのようです。

私もやってみましたが,自分のよく知っている道にポケモンが出てきたりするのは面白いですね。

まだ実装されていないようですが,交換や成長させてバトルできるようになると,ますます流行りそうです。

ただ,ゲームの性質上,スマホの画面を見ながら移動することから,事故も起きているようです。

ニュースでも,自転車同士の衝突事故やスマホをいじりながら車の運転を誤った方,蛇行運転をしていた原付などがでているようです。

私も,車を運転しながらポケモンgoをプレイしている人を見かけたので,ニュースになるのは氷山の一角だと思います。

当然ですが,スマホをいじりながら自転車や自動車は運転してはいけませんし,非常に危険です。

万が一,事故になった場合は,過失割合もそれなりに認められるでしょうし,何百万~何千万という損害賠償責任を負うことになりかねません。

特に,自転車保険に入っている人は少ないでしょうから,自転車で他人に怪我を負わせたり死亡させてしまうと,本当に大変なことになります。

最近では,自転車に乗っていた小学生と歩行者のおばあさんがぶつかった事故で,親の監督責任を認めた裁判例もでていますので,親御さんはお子さんにしっかりと教育することが大切です。

 

弁護士の現実

http://president.jp/articles/-/18443

プレジデントでも,「弁護士の給与半減!年収200万~300万も当たり前の悲惨な現実」という記事が特集されていました。

この手の記事ではよく,”最難関の試験に合格したのに現実は・・・”みたいなことが書かれています。

まぁ,言いたいことはわかりますが,難しかろうが簡単だろうが,資格に独占されている業界は供給側が増えると一人あたりの売上が落ちて収入も落ちるのが当然だと思いますけどね。

昔から競争のない業界はサービスやクオリティの向上は行われないわけなので,健全な結果ではないでしょうか。

これに伴ってよく聞くのが,「CMをやってる事務所やTVに出ている弁護士は質が悪い」というもっぱら身内からの批判。

これはナンセンスな話です。

CMの有無は広告宣伝費にお金をかけているかどうかにすぎないですし(もっと言えば広告宣伝費にかけられるくらい稼いでいるかという点もありますが),TVに呼ばれるかどうかもマーケティングがうまくいっているかどうかにすぎないので,弁護士の”質”とは大して関係ないです。

”お客様側が弁護士を選べないじゃないか”という批判もたまに聞きますが,これもよくわからない批判です。

弁護士が少ないときは,「選ばざるを得なかった」,「他に選択肢がなかった」わけで,これが良かったのでしょうか。

仕事のクオリティも向上させ続けるし,たくさんの方に利用していただきたいから広告に力も入れる,なんて矛盾することでもなんでもないように思います。

で,それをやっていれば,売上や収入も上がる一方なのでは?