三木義一『税のタブー』(2019年08月07日)

恩師の三木義一先生がご著書「税のタブー」(
https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%E7%A8%8E%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC )を出されましたので,早速購読させていただきました。

三木先生には,立命館大学入学時からお世話になり,幸い私の結婚式では「忘れそうになると現れる。」と有り難いお言葉をいただき(笑),とてもお世話になっています。

私が弁護士・税理士の道に進むため,立命館で学ぼうと思ったのも,三木先生が立命館大学のホームページに「これからはリーガルマインドを持った税理士が必要だ。」とおっしゃられていたことがきっかけでした。

在学中,三木先生には税金・税法の面白さを教えていただきました。

学術的な面白さもありましたが,なによりも,「どうしてこんな税金になっているのか?」,「どうしてこういう団体には課税がなされないのか?」といった,政治やオトナの事情めいたことを法律学と絡めながらお話しされることがとても面白かったです。

三木先生のゼミからは,多数の税理士だけでなく,弁護士・裁判官も輩出され,とても刺激的でした。

「税のタブー」を読むと,学生の頃に三木先生が学生に「どう思う?」とよく楽しそうに問いかけられていたことが満載で,勝手に三木先生の声で再生されます。

改めて拝読すると,政治家がどうして相続税を回避できるのか,印紙税って必要ないんじゃないか,お酒がなぜ安売りできないのかなど,税法の基本書・教科書では学べない視点から書かれており,改めて勉強になります。

仕事の都合で今年のOB・OG会には行けませんでしたが,来年以降,参加してお会いしたいですね。

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弁護士法人心の集合写真(http://www.lawyers-kokoro.com/ )を更新いたしました。

心グループも約160人になり,これからもたくさんの方に貢献できるよう,士業・スタッフ一同がんばりますので,よろしくお願いいたします。