弁護士業務と年末年始

私の所属する弁護士法人心だけではなく,多くの弁護士事務所・法律事務所は年末年始は休みかと思います。

ただ,年末でも年始でも刑事事件は起きますので,そんな場合に備えて,各地の弁護士会では弁護士が持ち回りで待機し,国選弁護人として求められても対応できるようにしています。

裁判所でも,逮捕状等の令状の審査に備えて,裁判官や裁判所書記官も持ち回りで宿直当番を行っているようです。

逮捕や勾留などの私人の身体拘束は,法律で拘束期間が厳格に定められていますので,年末年始でも裁判所・検察・弁護士は,最低限の対応はできるようにそれぞれ工夫しています。

もちろん,弁護士は刑事だけでなく,民事でも時効や控訴期間といった時間制限がある手続がありますので,年末年始だからといって,気を抜けないところです。

なお,弁護士法人心は,令和元年12月28日(土)から令和2年1月5日(日)は休業させていただき,新規相談のフリーダイヤルについては,令和元年12月27日(金)19時に終了し,令和2年の新規相談のフリーダイヤルは,1月6日(月)9時から開始いたします。

来年度も,よろしくお願いいたします。