こんにちは。愛知県で弁護士をしております中里と申します。
最近は,訴訟案件が増えてきまして,裁判所に行く機会も増えてきました。
裁判所についたら,事件が係属している部へ行き,口頭弁論や弁論準備手続きが行われる部屋(法廷)を確認しに行きます。
係属部へ行くと,「開廷表」がありますので,そこで部屋(法廷)を確認します。
開廷表には,原告の氏名,原告代理人名,被告の氏名,被告代理人名,事件名,開始時刻などが書かれております。
この前,代理人名を眺めていたら,私が東京で弁護士登録する前にお世話になった先生の名前を発見しました。
しかも,同じ担当裁判官で同じ開始時刻でした。
裁判というのは,同じ担当裁判官の事件を同じ開始時刻に複数入れている場合があります。
ですから,全く別の事件でも,同じ部屋の同じ時間帯で,複数の事件が順番に行われているのです。
裁判は,名古屋地裁だけで一日に何百件とあるはずですし,名古屋と東京だけでも合計数千件(ほど?)の裁判が開かれている中で,知り合いの先生と全く同じ時間,同じ担当裁判官,しかも,愛知県の先生ではなく東京の先生にお会いできたのは奇跡だと思いました。
新年早々,うれしい出来事があり晴れ晴れとした気持ちになりました。