交通事故の事件処理をしていますと、悩みの種のひとつとして過失割合があげられます。
過失割合は、実務では別冊判例タイムズ38という本が基準にされることが多いです。
その本には、事故態様ごとに基本過失割合が定められています。
信号の有無、道路の広さや一時停止の規制の有無などで過失割合が変わってきます。
過失割合の認定で参考にするのが、警察が作成した物件事故報告書や実況見分調書があります。
あとはドライブレコーダーがあれば参考にします。
現場まで毎回いくのはなかなか大変ですので、グーグルのストリートビューが大変役立っています。
裁判の証拠として利用されることもあります。