刑事弁護ゼミ

先日、刑事弁護のゼミに参加してきました。

刑事弁護で全国的に有名な弁護士の方々が講師をしてくださりました。

尋問の技術と、量刑の考え方を学んだのですが、大変勉強になりました。

刑事裁判では、否認事件はあまり多くありませんので、罪は認めて、あとは量刑だけを争うという情状弁護も実はものすごく大事なんですよね。

 

刑事弁護は、自白事件では、適切な妥当な重すぎない刑罰になるように弁護し、

否認(冤罪など)事件では、もちろん無罪を目指します。

 

私もいつか無罪判決を勝ちとってみたいです。

 

母校

先日、岡崎の裁判所に行ってきました。

岡崎の裁判所へは、いつも名鉄電車を利用して行きます。

名鉄名古屋駅から乗車して、東岡崎駅で降ります。東岡崎駅からは、タクシーを利用します。

タクシーは、裁判所に行く途中で私の母校である岡崎高校の前を通ります。

高校では、私は実は理系のクラスにおりました。
高校生の頃の勉強が人生で一番辛い勉強だったように思います。
公立中学・高校では、中高一貫校とは違って、中学のうちに高校の範囲まで勉強なんてしませんので、必然的に大学受験の勉強がハードになってしまうのです。

 

高校生の頃の自分が、将来弁護士になっているとは予想していなかったと思います。

 

先日、岡崎高校の同窓会の会報が届いたのですが、どうやら来年で創立120周年らしいです。

素晴らしいことですよね。

 

 

司法試験

弁護士、裁判官、検察官になるためには、司法試験に合格しなければなりません。

司法試験は、毎年5月の中旬頃に年に一度だけ行われます。

試験科目は、憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、選択科目(倒産法、労働法、環境法など)の8科目あります。

試験時間も、合計4日間(22時間30分)と長丁場です。
最近は、少しだけ試験時間も短くなったようですが、精神的・肉体的ストレスはハンパないものです。

今年も今がちょうどその頃です。
今日が終われば、受験生の人はひとまず試験のプレッシャーから開放されます。

私も自分が司法試験受験生だった頃を思い出すと懐かしく思います。

人生の中でいい経験をしたと思いますが、二度とあの頃には戻りたくないですね。

交通事故の過失割合

交通事故の事件処理をしていますと、悩みの種のひとつとして過失割合があげられます。

過失割合は、実務では別冊判例タイムズ38という本が基準にされることが多いです。

その本には、事故態様ごとに基本過失割合が定められています。

信号の有無、道路の広さや一時停止の規制の有無などで過失割合が変わってきます。

 

過失割合の認定で参考にするのが、警察が作成した物件事故報告書や実況見分調書があります。

 

あとはドライブレコーダーがあれば参考にします。

現場まで毎回いくのはなかなか大変ですので、グーグルのストリートビューが大変役立っています。

裁判の証拠として利用されることもあります。