感動してもらえる仕事

平成最後のブログです。

裁判所に提出する書面の日付は,元号で書きますので,

5月以降に裁判所に提出する書面は,平成31年ではなく

「令和元年〇月〇日」と書かなければなりません。

ゴールデンウィーク明けの休みボケでうっかりと平成と書かないように

今のうちから準備している弁護士の中里です。

 

 

先日,お寿司を食べに行ったのですが,寿司職人さんの仕事ぶりに感動し,自分も見習いたいと思いましたのでご紹介させていただきます。

 

私は,もともと左利きなのですが,小さい頃に親に矯正してもらったおかげで,

字を書くのと,箸を使うのは,右手でできるようになりました。

ですから,今は,両利きです。

自分から言わない限り,他人には左利きだと気付かれません。

 

左利きの方は,日常生活上で何かと不便があると思います。

文字を書くときであったり,電車の改札口などでは,左利きの方は,少し不便な思いをされているのではないでしょうか。

 

私は,箸は右利きですので,特に今まで意識したことはなかったのですが,

お寿司にも,左利きの人が食べやすい向きがあるのだということを初めて知りました。

私の隣の人が,左利きだったらしく,私の前にいた寿司職人さんがそれにすぐ気づいて,左利きの人でも食べやすい向きでお寿司を握って飾り付けてくれたのでした。

 

すし職人さん:「左利きの方用に握っておきましたよ」

言われないと気付かなかったのですが,たしかに右利きの人の盛り方とは,逆に盛られているような感じでした。

 

私は,左利きの方が,特に「左利きです」と伝えたわけでもないのに,

職人さんが,一瞬でその方を左利きと見抜き,その方が食べやすいように握って盛り付けていたことに感動しました。

これぞ,まさに職人さんだなと感心しました。

 

我々弁護士も,職人的な部分はありますし,お客様商売でありますので,

私も,依頼者様から感動されるような仕事を常日頃から心がけていこうと思いました。