こんにちは,弁護士の田中浩登です。
本日は,「離婚事件」についてお話させていただきます。
離婚事件は,弁護士が取り扱うことが多い分野の一つです。
離婚は人生における重大な危機であり,慎重に行動をしないと大きな問題を今後の人生においてずっと引きずることになる可能性があるものですので,弁護士がお力になれるケースが多数あります。
私が所属する弁護士法人心でも,離婚事件について力をいれて取り扱っています。
離婚を考えたときには,以下の3つの視点を押さえておくことが必要です。
① 相手方の同意があるか
② 子供についてはどうするか
③ お金についてはどうするか
①は,相手方が離婚に同意しているかどうかです。
相手方が離婚に同意している場合には,離婚に伴う条件などが決まれば協議で離婚することができます。
一方で相手方が離婚に同意していない場合には,離婚が認められるための法律的要件である離婚原因があるかどうかが問題になってくることが多いです。
②については,離婚に際して,未成年の子がいる場合には,その子の親権者をどうするのか,養育費はどうするのか,子との面会の方法をどうするのかなどを検討する必要があります。
③については,離婚の際の財産分与や年金分割をどうするのか,慰謝料が発生するのか,婚姻費用の分担請求をするのかなどを考える必要があります。
離婚について悩んでいらっしゃる方は,お気軽にご相談ください。