債務整理に関する弁護士のセカンドオピニオン
1 セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、専門家などの意見を一般の方が聞く場合に、一人の専門家の判断をきくだけでなく、その専門家の意見の妥当性を確かめるために、その他の専門家の意見を聴くことです。
医療の世界などでは、主治医の診断が本当に唯一の結論なのかを知りたいと思った患者さんが、他のお医者さんの意見をきくなど、セカンドオピニオンが広く行われており、大病院などではセカンドオピニオン外来が設けられている病院もあります。
2 弁護士についてセカンドオピニオン
そして、人生に関わる重大な事項について専門家の判断を聴くという点では、弁護士の世界でもセカンドオピニオンは有効です。
特に借金の整理の場合、任意整理の場合の分割回数がどの程度に落ち着くかや、自己破産の事案で管財人が選任されるか否か、裁量免責がなされるかなど判断が難しい問題がたくさんあります。
そういう、難しい問題に直面したとき、複数の弁護士の意見をきいてみることは、後悔のない判断をするうえで有益なはずです。
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